相続とは、亡くなった方の遺産を親族等が引き継ぐことを言います。不動産を所有している方がお亡くなりになられたら、その不動産も親族に相続することになります。しかし、不動産の相続は非常にトラブルになるケースが多いです。

その理由としては、
・不動産は価値が分かりにくい
・不動産は分割することが難しい
この2点が挙げられます。

そのような不動産をどのように相続していけばよいのでしょうか。その対策としては、大きく分けて次のような方法があります。
・不動産を売却して、その売却額を親族間で振り分ける
・遺言で分割方法をあらかじめ記載してもらう

遺言で分割方法を書いていただく方法が一番確実な方法かと思われます。この方法は故人の意思も明確になるため、お勧めの方法です。万が一遺言がない、遺産分割協議で配分を決めるとなった場合には、不動産を争族にならないように分割しなければなりません。その際には、不動産を売却するなどの方法で現金化して分割する方法があります。

いずれにしても、争族にならないような分割方法を行わなければなりません。

志磨税務経営事務所では、不動産相続に関する税務相談を承っております。不動産相続に関してお困りのことがございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。